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終活・相続の相談、誰にすればいい?|まず「本」で基礎知識をつけるべき理由とおすすめ7冊

目次

はじめに|「誰に相談すればいいかわからない」という不安

「そろそろ終活を始めなきゃ」 「親の相続、何からやればいい?」 「相談したくても、近くに専門家がいない…」

終活や相続を考え始めたとき、多くの方がこんな壁にぶつかります。

  • 税理士・司法書士・弁護士…どこに行けばいいかわからない
  • 相談料がかかりそうで怖い
  • 身近に詳しい人がいない
  • 家族に話すと心配させそう

そこで多くの方がやってしまいがちなのが、YouTubeでとりあえず動画を見ること。

でも実はこれ、落とし穴があります。


【注意】知識ゼロでYouTubeを見るのは危険なワケ

YouTubeには、終活・相続に関する動画が数えきれないほどあります。中には税理士や司法書士などの専門家が発信しているものもあり、内容自体は正確なものも多いです。

しかし、知識ゼロの状態でYouTubeを見るには大きなリスクがあります。

❶ 自分に当てはまるかどうか判断できない

YouTube動画は、特定の状況の人に向けた情報です。

「不動産がある場合の相続対策」「子どもがいない夫婦の終活」「相続税が発生する資産家向けの節税術」…それぞれ対象が違います。

知識がない状態で見ると、自分には関係ない話を「自分のこと」だと勘違いしたり、逆に自分に必要な情報を見落とすことが起きます。

❷ 発信者の「推し情報」に引っ張られやすい

動画の発信者には、それぞれ専門分野・得意分野・ビジネス上の意図があります。

税理士なら節税の話が中心になりがち、不動産業者なら不動産活用の話が多くなる、というように、全体のバランスよりも特定の視点に偏りやすい傾向があります。

基礎知識がないと、「これが全部だ」と思い込んでしまいます。

❸ 「おすすめ動画」の罠

YouTubeのアルゴリズムは、関連動画を次々に表示します。一度「相続」の動画を見ると、似たようなテーマの動画が続きます。

特定の発信者の世界観にどっぷり浸かってしまうと、偏った認識のまま相談窓口に行ったり、間違った行動をとってしまうことも。

💡 YouTubeが悪いわけではありません。 でも「まず本で基礎を理解してから見る」のと「何も知らずに見る」のでは、情報の受け取り方がまったく違います。


「本」から始めるべき3つの理由

理由① 体系的に整理されている

良書は「全体の流れ」「用語の意味」「自分に関係あることとないこと」が整理されています。読み終えたとき、終活・相続の地図が頭の中にできあがります。

理由② 自分のペースで何度も読み返せる

気になるページに付箋を貼ったり、書き込んだりできます。YouTubeと違い、巻き戻しや停止に気を使わず、自分のペースで理解を深められます。

理由③ 「取捨選択」の力がつく

基礎知識があると、YouTube動画やネットの情報を見たとき「これは自分に関係ある話だ」「これは関係ない」「この情報、本で読んだこととちょっと違う…」と批判的思考ができるようになります。

情報に飲み込まれるのではなく、情報を使いこなす力がつくのです。


こんな人はこの本!|状況別おすすめ7冊

📗「終活・相続って何?ゼロから知りたい」という人に


①『マンガ・図解でわかりやすい!世界一やさしい相続超入門』(インプレス)

  • こんな人に: 相続の「そ」の字も知らない完全初心者
  • 特徴: フルカラーのマンガ・イラスト・図解で、活字が苦手な人でも読める。「相続人って誰?」「何が資産になる?」という最初の疑問から丁寧に解説。生前・死後のタイムラインも一目でわかる。
  • 読者の声: 「『相続は難しそう』というイメージが消えた」「家族で読める1冊」


②『ぶっちゃけ相続【増補改訂版】』橘慶太 著(クロスメディア・パブリッシング)

  • こんな人に: 「難しい本は苦手。でもちゃんと知りたい」という人
  • 特徴: 日本一登録者数を誇る相続専門YouTuber税理士が書いた本。語り口が軽くて読みやすく、お金の「損・トク」を軸に相続の本質を解説。Amazon相続カテゴリで長期ベストセラー。
  • 読者の声: 「文章が明快で現場感がある」「節税の話がわかりやすかった」

⚠️ YouTubeが先はNG、でも本を読んでから動画も見るのは◎。この著者のYouTubeも、本を読んだ後に見ると理解が深まります。



📘「終活の全体像をつかみたい」という人に


③『自分と家族の生前の整理と手続き 弁護士・税理士が教える最善の進め方Q&A大全』(文響社)

  • こんな人に: 「終活で何をすべきか、全部知りたい」という人
  • 特徴: 弁護士・税理士・社会保険労務士が150問に本音で回答。マンガと図解でビジュアルに解説。お金・相続・遺言・エンディングノート・デジタル遺品まで網羅。
  • 読者の声: 「60代半ばで読んで、今すぐやることが具体的にわかった」「付録のエンディングノートもすぐ使えた」


④『よくわかる相続 2026年版』(日経ムック)

  • こんな人に: 最新の法改正・税制に対応した情報がほしい人
  • 特徴: 累計40万部突破の人気シリーズ最新版。2024年の贈与税改正や相続登記の義務化など、最新動向に完全対応。図・イラスト多用で初心者にも読みやすい。
  • 読者の声: 「毎年改訂されているので信頼できる」「相続の変化を年追って学べる」


📙「相続トラブルを防ぎたい・遺言書を書きたい」という人に


⑤『ど素人がよくわかる相続の本』(翔泳社)

  • こんな人に: 「もめたくない」「争族にしたくない」と思っている人
  • 特徴: 年間200件以上の相続案件を手掛ける相続税専門税理士が執筆。法定相続人以外への相続を考えている人や、争族を回避したい人に特におすすめ。
  • 読者の声: 「タイトル通り、本当にわかりやすい」「専門家への相談前に読むべき本」


📕「おひとりさまで頼れる人がいない」という人に


⑥『おふたりさまの老後は準備が10割』(日本法令)

  • こんな人に: 子どものいない夫婦・独身・おひとりさまの方
  • 特徴: 子どもがいない・身寄りが少ない場合の終活・相続の準備について、68の疑問に答える形で解説。死後事務委任契約・任意後見など、知っておきたい制度を網羅。
  • 読者の声: 「誰に頼ればいいか、初めてわかった」「老後の不安が減った」


📒「親が亡くなった後の手続きをすぐ知りたい」という人に


⑦『図解 身内が亡くなった後の手続きがすべてわかる本 2026年版』(扶桑社ムック)

  • こんな人に: 「今まさに親が亡くなりそう」「亡くなった直後で何をすべきか急いで知りたい」人
  • 特徴: 死亡直後〜手続き完了まで、時系列で「今やること」がわかる実務書。死亡届・年金・相続税申告・不動産の名義変更まで全部網羅。
  • 読者の声: 「葬儀の最中に何度も見返した」「これ1冊あれば焦らずに済んだ」


本を読んだ「その後」の進め方

STEP 1|まず本で「地図」を作る(1〜2週間)

上の中から自分の状況に合った1冊を選んで読む。わからない言葉は付箋を貼っておく。

STEP 2|自分の「状況」を整理する(1週間)

読み終えたら、自分の状況をメモに書き出す。

  • 資産は何があるか(預金・不動産・保険など)
  • 相続人は誰になるか
  • 特に心配なことは何か(トラブル防止・おひとりさまの不安・エンディングノートなど)

STEP 3|YouTube・ネットで「深掘り」する

基礎知識ができたら、気になるテーマの動画やブログを見る。このときには「これは自分に関係ある話か?」という判断ができるようになっています。

STEP 4|専門家への相談(必要であれば)

具体的な疑問・やりたいことが明確になったら、専門家(税理士・司法書士・行政書士など)に相談。

💡 知識がある状態で相談すると、専門家との対話の質が上がります。 「聞くべきことを聞けた」「話が早く終わった」という声が多いです。


専門家が近くにいない場合は?

「近くに専門家がいない」「地方に住んでいて相談窓口が遠い」という方も多いと思います。

そういう場合でも、今はオンライン相談に対応している税理士・司法書士が増えています。本で基礎知識をつけた後なら、オンラインでもスムーズに相談できます。

また、市区町村の無料法律相談(月1〜2回開催が多い)や、法テラス(0570-078374)への相談も、費用をかけずに専門家の意見を聞ける選択肢です。


まとめ|終活・相続は「本→YouTube→専門家」の順番で

順番やること効果
①まず本基礎知識・全体像をつかむ地図ができる・判断力がつく
②YouTube気になるテーマを深掘り情報を取捨選択できる
③専門家相談自分の状況に合った答えを得る質の高い相談ができる

終活・相続は「難しいもの」ではなく、「知らないから難しく感じるもの」です。

まず1冊、手に取ってみてください。読み終えたとき、不安の多くは「わからないから不安」だったことに気づくはずです。

※本記事で紹介した書籍情報は執筆時点のものです。最新版・改訂版が出ている場合はそちらをご確認ください。 ※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律・税務相談の代わりになるものではありません。具体的な手続きについては専門家にご相談ください。

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