今回は、70代の男性からお便りが届きました。定年後の孤独感、実は多くの方が抱えている悩みです。
今回のお悩み
70代になってから、友人と会う機会がめっきり減りました。現役のころは仕事仲間と飲みに行ったり、休日にゴルフへ行ったりしていたのですが、定年後は自然と連絡が途絶えてしまって。去年は長年の友人が病気で亡くなり、正直かなり堪えました。家にいても妻とテレビを見るだけで、自分が社会から取り残されているような気がして…。このまま老いていくのかと思うと、気持ちが沈みます。
70代・男性
編集部からの回答
打ち明けてくださって、ありがとうございます。友人を失う寂しさ、つながりが薄れていく感覚…それは決して弱さではなく、人として当然の気持ちです。70代でこうした孤独感を抱える男性は、実はとても多いのです。
「仕事の縁」が切れると、つながりも消えやすい
現役時代の人間関係は、仕事という共通の場があるからこそ続いていたものが多いです。定年を機に連絡が減るのは、相手も同じように感じているからかもしれません。あなただけが忘れられたわけでも、嫌われたわけでもないのです。
ただ、仕事の縁が薄れた今こそ、「肩書きなしの自分」でつながれる関係を育てるチャンスでもあります。
70代からの友人は「作るもの」ではなく「出会うもの」
「今さら友達なんて作れない」と思う方も多いですが、70代から新しい仲間ができた方はたくさんいます。共通点は、外に出て「何か」をしていること。それがウォーキングでも、囲碁でも、地域の集まりでも構いません。
友人を作ろうと意識しなくても、同じ場所に通ううちに自然と顔なじみができて、いつの間にか仲間になっている。70代からの人間関係は、そんなふうに「気づいたらできていた」パターンが多いようです。
孤独を感じたら、まず「週1回外に出る」から始めてみる
特別なことをしなくていいです。まずは週に1回、決まった時間に外に出る習慣を作ってみてください。図書館でも、散歩コースでも、近所の喫茶店でも。同じ場所に通うことで、顔を覚えてもらえる関係が少しずつ生まれます。
孤独感は「誰かと話さないから」ではなく、「社会とのつながりを感じられないから」生まれることが多いです。小さな外出の積み重ねが、その感覚を少しずつ和らげてくれます。
編集部からひとこと
友人が減っていくのは、70代では避けられない現実でもあります。だからこそ、今いる人との関係を大切に、そして新しい出会いに少しだけ心を開いてみてください。
こうしてお便りを送ってくださったこと自体、あなたがまだ誰かとつながりたいと思っている証拠です。その気持ちがある限り、孤独はきっと変わっていきます。
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