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母の日に困ったこと、あるある!プレゼント・義母・夫問題をリアルな声とデータで解説

毎年5月の第2日曜日にやってくる「母の日」。感謝を伝える大切な日のはずなのに、なぜかプレッシャーや困りごとがつきまとう——そんな経験をした人は少なくないはず。

実母へのプレゼント選びに迷う、義母への対応で夫と温度差がある、せっかく選んだのに喜んでもらえなかった……。今回は、母の日にまつわるリアルな「困った」をデータと体験談を交えて徹底解説します。


目次

困りごと① プレゼント選びに迷いすぎて疲弊する

母の日最大の悩みは、何といっても「何を贈ればいいかわからない」という問題だ。

日本生命が2025年に2万人以上を対象に行ったアンケートでは、プレゼントを贈る予定の人は全体の77.2%にのぼる。これだけ多くの人が贈り物をしているにもかかわらず、毎年「何にしよう」と頭を悩ませているのが現実だ。

贈る側と貰う側の「金額ギャップ」問題

同調査によると、贈る側の平均予算は5,848円なのに対し、貰う側が希望する金額の最多は「3,000円未満」だったという。つまり、子どもは気合を入れて高めのものを選ぼうとしているのに、母親本人はそこまで高額なものを望んでいない——このギャップが、プレゼント選びを複雑にしている一因でもある。

あるサイトのリサーチでは、母の日プレゼントで「もらって困った」と感じた母親は34%にのぼるというデータも。「高すぎて気を遣ってしまった」「使わないものをもらった」という声が多く、善意が空振りになるケースが珍しくない。

「実用品すぎる」も地雷になる

「実用的なものが喜ばれる」と思い込んで衣類やコスメを選んだら、使ってもらえなかった、という失敗談はよく聞く。香り付きのハンドクリームを贈ったら苦手な匂いだったと後になって知った(38歳女性)、大きめのエコバッグを贈ったら「重すぎて使えない」と返ってきた(52歳女性)——こういったすれ違いは、相手の生活習慣や好みをリサーチしないまま選んでしまうことで起きやすい。

一方、定番の花(カーネーション)は贈る側・貰う側ともに1位の人気を誇る。花は趣味や好みに左右されにくく、「花をもらって困った」という人はほとんどいないといわれるため、迷ったときの最有力候補になっている。


困りごと② 義母へのプレゼント、あげるべき?やめるべき?

結婚すると、実母に加えて「義母」という存在が登場する。これが母の日の困りごとをさらにややこしくする。

73%が贈っているが「憂鬱」な人も多い

ギフトモールが2024年に行ったアンケートでは、義母を持つ女性100人のうち73%が義母に母の日のプレゼントを贈っているという結果が出た。多数派ではあるが、「贈ることが憂鬱」「毎年何にしようか悩む」という声が絶えない。

ハルメクホールディングスの調査では、義母への贈り物の平均金額は5,690円で、実母への8,402円より2,700円以上低い。実母には感謝の気持ちを直接伝えたり一緒に食事をするなどコミュニケーションが濃いのに対し、義母には「とりあえずプレゼントを贈る」という傾向が強いのが現状だ。

「喜ばれないから」やめた人が続出

プレゼントをやめた人の理由として最も多かったのが「喜ばれないから」というもの。何をあげても気に入らない、文句を言われる、使ってもらえない——そんな経験が積み重なって、贈ることをやめてしまう人が一定数いる。

実際の声を見てみると、こんなケースがある。

「結婚1年目に贈ったら、義母から”今後はもういらない”と言われた」(33歳・主婦) 「以前、贈った品物にたくさん文句を言われ嫌な思いをした」(30代女性) 「お礼も言わない義母に数年間贈り続けたが、ある日ばかばかしくなって急にやめた」(工場勤務・女性)

一方で、プレゼントを贈ることで関係が深まった、という声もある。「義母が母の日に感激して、それ以来夫自身も毎年考えるようになった」(ある女性の体験談)というポジティブな変化もゼロではない。

「贈るか贈らないか」は最初が肝心

多くの経験者からの共通のアドバイスが「最初が肝心」という言葉だ。結婚当初に夫婦でしっかり話し合い、お互いの家庭の慣習を確認してルールを決めておくことで、後々のトラブルを防げることが多い。


困りごと③ 夫がまったく動かない問題

母の日の困りごとのなかでも根深いのが「夫問題」だ。

「私の母ではないから旦那が勝手にやればいいのに、旦那は母の日がいつかもわからない。だから結局私がやることになる」——こんな声は、ネット上でも共感を呼びやすい。

義母へのプレゼントを妻任せにする夫は少なくない。しかし「義母への贈り物は夫が考えるべき」という考えを持つ妻が多い反面、夫側は母の日をそもそも重要視していないケースが多く、家族間のコミュニケーションギャップが広がりやすい。

解決策として多くの人が実践しているのが「義母への対応はすべて夫に丸投げする」方法だ。「全部夫に任せたら、文句も言われなくなった」という声もある。夫から贈り物をすると、義母も息子からの贈り物として喜んでくれることが多く、丸投げには一定の合理性がある。


困りごと④ 子どもがいる側の「何もしてもらえない」問題

母の日に困るのは、贈る側だけではない。自分が「お母さん」になってからも、困りごとはある。

ハルメクホールディングスの調査によると、母の日に「特になにもしてもらわなくてもいい」と答えた母親が最多で35.9%だった。しかし、それは建前でもある。「何もしてもらえなかった」ときの落胆は、誰でも少なからず感じるものだ。

実際、同調査では全体の69.7%が何かをしてもらっているが、裏を返せば30%以上は何もしてもらっていない。娘がいる人は75.8%が何かをしてもらっているのに対し、息子がいる人では61.5%にとどまるというデータもある。息子は娘に比べて14.3ポイント低く、「息子を持つお母さんはスルーされやすい」という現実も見えてくる。

「モノ」よりも「時間」を求めている

同じ調査で、母の日にしてほしいことを聞いたところ、「自宅で食事など一緒に過ごしたい」が29.5%、「一緒に外出を楽しみたい」が27.6%と、モノより一緒の時間を求める声が目立った。

また、「子どもからの手紙や手作りクッキーが一番うれしい」という声もあり、お金をかけたプレゼントより気持ちが伝わる形が喜ばれる傾向がある。孫からのメッセージ動画を持って面会に行ったら大喜びだった、という体験談もある通り、高齢の母親にとっては物よりも「繋がり」こそが何より嬉しいギフトになることも多い。


困りごと⑤ 「プレゼント迷子」を繰り返すマンネリ問題

毎年贈っていると、ネタが尽きてくるのも困りごとのひとつ。

イイハナ・ドットコムの2026年版アンケートでは、人気1位の鉢植え(32.9%)と2位のアレンジメント(27.4%)で全体の約6割を占めた。義母に毎年鉢植えを贈っていたところ、翌年は何にしようかプレッシャーになってきた——という声もある。

「毎回違うものを贈る人」と「毎年同じジャンルで贈る人」に分かれるが、悩みが少ないのは後者だという声が多い。花なら花、お菓子ならお菓子と決めてしまい、その中でバリエーションを変えるという方法は、選ぶストレスを軽減するうえで有効だ。


母の日の「困った」を減らすための3つのポイント

1. 事前に相手の好みをリサーチする

「LINEで最近どんなお茶飲んでる?」と聞いてから好みに合わせたギフトを選んだら、「よく知ってるね」と満面の笑みをもらえた——という体験談が示すように、事前確認は失敗を防ぐ最大の武器になる。

2. 「消えもの」を選ぶと無難

食品・スイーツ・飲み物・花などの消えものは、使い切れるので残らない。残らないから相手に気を遣わせない。もらって困るケースが少なく、贈る側も失敗しにくいカテゴリーとして定評がある。

3. 夫婦で事前に役割を決めておく

義母へのプレゼントは夫が担当、実母へは妻が担当などルールを決めておくと、毎年悩む必要がなくなる。「最初が肝心」というアドバイスは多くの経験者が口を揃えて言う言葉だ。


まとめ

母の日に困ることは、プレゼント選びの迷い・義母との関係・夫の不参加・自分自身が母として何もしてもらえない寂しさ——と多岐にわたる。

調査データをみると、贈る側と貰う側の間には金額・期待値・欲しいものすべてにギャップがある。そのギャップを埋めるのは「気持ちを伝える工夫」だ。高価なプレゼントより、一言の手紙や電話、一緒に過ごす時間の方が喜ばれることも多い。

完璧なプレゼントを探すよりも、相手のことを考えた小さな行動が、母の日を特別な日にしてくれる。「困った」と感じている人こそ、それだけ真剣に向き合っている証拠でもある。


参考データ:

  • 日本生命「母の日に関するアンケート調査」2025年(回答者数21,184名)
  • ハルメクホールディングス「母の日に関する意識と実態調査」2023年
  • ギフトモール「義母への母の日アンケート」2024年(女性100名)
  • 母の日.me「2025年度母の日に関する意識調査」(10代〜70代男女1,063名)
  • イイハナ・ドットコム「母の日アンケート2026」
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